11月も半ばを過ぎましたね。
近づく入試の日に備え、試験準備に励んでいらっしゃることと思います。
「いやいや、模試がうまくいかなくて落ち込んでいます…」
そんな声もちらほらと聞こえてきます。
一生懸命に勉強したのに、思ったよりも点数が取れなければ
落ち込むのは仕方がありません。
ただ、その「落ち込んだ気持ち」を立て直せず、
いつまでも勉強に身が入らない、となると困ってしまいますね。
そうでなくともこの時期は、様々な要因で、
受験生マインドが落ちることが多いのです。
私は自分の生徒達には、長沼式メソッドから
「受験生のマインドを整える7箇条」を伝え、実践をしてもらっています。
ただ、7つとなると長くなるので、
今日はそのうちの3つに絞ってお話をしましょう。
1.信じて学習する
2.先生に相談する
3.冷静に分析する
1.信じて学習する
「今取り組んでいる勉強法は効果がある、
だから絶対に合格する」
と信じて学習をしましょう。
「こんな勉強法でうまくいくのかな。合格するのかな」
という不安の中で勉強しても、効果は上がりません。
「これをやれば受かるんだ」という気持ちで勉強すると、
集中力が増し、モチベーションも上がります。
2.先生に相談する
例えば、思うように点数が取れずに苦しんでいても、
黙っていては、先生方や周囲の大人達は気づきません。
自ら行動して
「先生、この問題が解けなくて悩んでるんです」と
具体的に相談していきましょう。
3.冷静に分析する
試験で結果が出ないとき、
「何ができて何ができなかったか」を冷静に分析しましょう。
「できなかった試験はもう見たくない」
という気持ちはわかります。
しかし、大事なのは試験の後です。
長沼式では様々なスキルを使って解きますので、
自分で見直す時には
「どのスキルの組み合わせでこれを解けばよかったのだろうか」と分析します。
すると、
「遠回りしちゃったんだな」
「やり方を間違えたから時間がかかったんだ」
などと理解できます。
「できなかったことをできるようにするための学習」に
取り組むことが大事です。
落ち込んだ気持ちは、こうして少しでも早く立て直して、
近づく試験に備えてくださいね。