【2技能の試験でも 生徒には 4技能を教えた方がいいワケ】その2

前回、
Listening とReading の力を見る2技能の試験であっても、
Speaking 、Writing を加えた4技能を勉強したほうが、
多くの感覚を使うので記憶が定着しやすいというお話をしました。

今日は別の観点から、4技能を勉強したほうがよい理由をお話しします。

4つの技能はこのように大きく2つのタイプに分けられます。

Type 1: 受け取る(receiveする)
 Listening → 耳で受け取る
 Reading  → 目で受け取る

Type 2: 生み出す(produceする)
 Speaking → 口で生み出す
 Writing  → 手で生み出す

2のTypeのうち、負荷がかかって難しいのは、
当然ながら、Type 2 の「生み出す」ほうです。

ですから、生み出すことができるようになれば、
ただ受け取るだけのほうはとても簡単になります。

When it rains tomorrow, the game will be canceled.

これを自力で書けるなら、この文を読んで理解するのは非常に楽になりますね。

4技能を勉強したほうが、2技能が簡単になり、
2技能だけ勉強している生徒より試験のスコアが上がるのはとても自然なことです。

ただし、受験をする学年になってから4技能の勉強を始めても間に合いません。

Speaking と Writing は、
Listening とReading 以上に、習得するのに時間がかかります。
お教室の先生は、幼児、小学生から少しずつレベルを上げられるよう指導してくださいね。
そうすれば入試だけでなく、英検®などでも大いに役立つことでしょう。

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